ダーウィンと科学者としてのゲーテ

<異分野クロスオーバー>


1.チャールズ・ダーウィンは地質学者としてガラパゴス諸島の島々を訪れたが故に、新しい視点(フィンチの嘴に興味持つ)のインスピレーションを得て「進化論」にたどり着きました。
 専門家はその領域の”深化”を究めようと”探索”の視点を棚に上げてしまう可能性があります、イノベーションには周囲の”日々探索”が重要です。

 

2.ダーウィン誕生の60年前に生まれた劇作家で知られるゲーテは複雑化の科学「自己組織化」を捉えていました(科学者でもあった)。

 この時代では注目されることはありませんでしたが、劇作家としての謂わばナラティブ・アプローチの好例が「自己組織化」であったのかもしれません。
 因みに、日本で同じ時代に生きて時代を先取りした私の好きな人物は上杉鷹山です。彼は封建領主でありながら、人々の幸福を類い希なる進取の気性で追求したイノベーターであると思います。

2022年07月06日